今回のテーマは、徳島県のデュアルスクール制度についてです。

「地方創生に取組むあわえ、地域で次世代を育てるミライの学校を設立〜全国の地域を舞台に新たな教育づくりに挑む〜」(2021.06.25 PRTIMES)はこちら

前回の記事のB Labのプレスリリース内に徳島県のデュアルスクールについての言及があったのですが、耳慣れないワードでしたので、調べてみました。

徳島県のHPには、

デュアルスクールとは、「地方と都市の2つの学校の行き来を容易にし、双方で教育を受けることができる新しい学校のかたちのこと」を指しており、「「区域外就学制度」を活用することによって、都市部に住民票を置いたまま、保護者の短期居住(数週間程度)にあわせて本県の学校に学籍を異動」させているとあります。

国内留学(例えば、都会の子供が離島の学校への転入学)は聞いたことがあるのですが、行き来が出来、かつ住民票を置いたままでの修学が可能というのはもしかしたら画期的な制度ではないかと思っています。

徳島県の場合、おそらく移住を前提とした制度ではあると思うのですが、それにしても実際に住んでみないと分からないことは確かにありますし、子供の教育環境は子育て世代にとってはとても大きなファクターですから、短期の修学を可能としているこの制度は移住を本気で考えている人ほど活用されていくのだと思われます。

それにしても、徳島県の柔軟な行政姿勢には頭が下がります。何事も先陣を切るのは困難を極めますが、それも先のプレスリリースのとおり、媒介となる組織があってこそ乗り越えられたのではないかと。(今回の場合は、株式会社あわえ、般社団法人Disport、一般社団法人ミライの学校ですね)

ミライの学校は、今後、全国展開していくとのことですので、期待大です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。


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