皆さん、WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業をご存じでしょうか?

事業の概要は下記の4点。

・文理両方を学ぶ高校改革と高大接続改革を推進するリーディング・プロジェクト

・国内外の大学と企業と国際機関が連携

・グローバルな社会課題研究のカリキュラム開発や研究内容と関連する高校生国際会議の開催

・大学教育の先取り履修

そして、この事業を立ち上げるにあたって、令和元年度に10校、令和2年度に12校がカリキュラム開発拠点校として文部科学大臣より指定を受けています。

私、知りませんでした。てっきりSGH(スーパーグローバルハイスクール)やSSH(スーパーサイエンスハイスクール)が拡大しているものとばかり思っていました。世は常に先を行っていますね。構想としては、拠点校を50校程度配置し、将来的にWWLコンソーシアムへとつなげる事業のようです。

ここで、キモとなるのは、おそらくカリキュラムアドバイザーの存在ですね。この人材が高等学校と関係機関との橋渡しをするということなのでしょうから、中等教育課程のみならず高等教育課程にも明るい人材でないとその機能は果たせないでしょう。かつ、事業の想定としては、グローバルな展開ですから、当然、海外の連携校との橋渡し、そして概要にもありますが、国際機関、企業との連携も出来る人材でないと。もうスーパーマンのような気がしてきました。思い当たるのはやはり大学教員でしょうね。研究として中等教育課程を対象としている方であれば、想定している人材と合致しているのではないでしょうか。

今後の展開には注目していきたいと思います。

ちなみに拠点校をそれぞれリンクを張っておきますので、一度見ていただきたいと思います。どの学校もきいたことのある校名ではないでしょうか。それもそのはずで、SSHでの実績などを基に選定がなされているようです。それはそうですよね。

令和元年度拠点校はこちら

令和2年度拠点校はこちら

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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