教育に関する政策は文部科学省。私、教育業界に勤めていますからどうしても固定概念でそのように思ってしまいます。しかしですよ。どうやらそうでもない時代に突入しているようで、「未来の教室」というキーワードを検索してみてください。これ、なんと経済産業省が掲げているビジョンのキーワードでして、これが文部科学省とは異なるアプローチをしていて興味深いのです。ちなみに2018年度に「未来の教室」ビジョンを公表しているので興味の無い方も是非ご覧になってください。本当に未来を見据えています。EdTech 研究会も立ち上げて様々な角度から今後の教育についてアプローチを試みています。

 で、今回、取り上げたいのはその経済産業省が立ち上げた「STEAMライブラリー」です。これ、簡単にいうとオンライン上の図書館で自分の興味関心に従って、様々な教材がオンライン上に公開されています。しかも、単なる情報を得るだけの場だけでなく、将来的には教員や学校、企業などを巻き込んで、曰く「学びを深めるためのワークショップやプロジェクト、成果発表会やコンテストなどのアウトプット」の場も目指しているそうで、大学に入るまでに一度は子供たちが使ったことのあるプラットフォームになることもあり得ます。

 実現に向けて着実に進んでいるようで、既にJALを初めて多くの起業がこのSTEAMライブラリー向けにコンテンツを提供しています。勝手な発想ですが、例えばキッザニアですとか、各地域にある科学館などのオフラインの施設と連携していくと子供たちはシームレスに学びを習得していくことも可能ですよね。そうすれば、自身の可能性に気づく機会がより一層増えていきそうだと思いませんか。

学びは何も若い世代だけのものではありません。社会人になっていからもシニアになってからも学びを深めたい人たちは多くいます。実はそのツールも続々と出始めていますが、それはまた別の機会に。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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