私、はっきり言うとミュージカル映画苦手なんです。途中でしらけてしまうというか、冷めてしまうというか。没入感を味わうために映画を見ているのに冷めてしまうんですよね。

この映画は、劇中歌が思ったより多く、一瞬、もしかして?と思ってしまったのですが、杞憂でした。逆にAdoの歌に痺れました。鳥肌が立つというんでしょうか。ゾワッとした感覚に襲われました。

ストーリーは映画を見ていただきたいので、触れませんが、本当に良くできた物語で、過去と未来、現実と仮想、様々な展開がありながら混乱することなく堪能できました。クスリと笑えるポイントもあり、充分満足したのですが、ひとつ注文があるとすれば、バトルシーンが速すぎて・・・。歳が歳だけに、速さについていけませんでした。マンガ世代だからでしょか。ゾロ、サンジ他のバトルはもっとじっくり堪能できればより満足できたかと。

あと、シャンクスの強さは際立っていたのですが、どんな能力(悪魔の実の能力を持っているのかどうかも不明ですが)かも知りたかった。

マンガ本編ではワノ国編は終幕し、いよいよエンディングへと近づきつつあり、楽しみやら寂しいやら。ここで、映画にシャンクスを登場させたということ自体に何か意味があるのかないのか。預かっている麦わら帽子をいつの段階でシャンクスに返還するのか。考えれば考えるほど深みにはまっていきそうです。

ともかく、おススメです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

映画『ONE PIECE FILM RED』2022


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