まさにガイ・リッチー!という映画です。当然のことながら、出ている登場人物の説明もなければ、どういう設定なのかも全く説明無し。まぁ、監督名からの衝動鑑賞ですから、それもアリなんですが、これが初ガイ・リッチー監督作品であれば「え?」ともなるでしょうが、経験済みですので、全幅の信頼で物語に身を任せて鑑賞することができました。

キャッチコピーが「一流の、紳士(ワル)たち」

当然、マトモな人は一人も出てきません。ですが、見事なキャラクターと物語の展開、そして伏線回収。途中、この人どなた?ということもありますが、安心してください。出てくる点は全て後で線繋がっていき、物語の面となっていきます。

2名の掛け合いからどうやら一方が一方を恐喝して金を出させようとしているけれども、その一方は全く相手がする風でもなく、しかもかなり落ち着いているところを見るととても堅気ではなくアンダーグラウンドの人のよう。ほぼ回想シーンで構成されているけれども最後にカチッと今現在に繋がっていく。

見終わって、「うーん、見事!」と思わず唸ってしまうはず。

一応、主人公はマシュー・マコノヒー演じるミッキーなんでしょうが、私の推しはチャーリー・ハナム演じるレイですね。とにかく、物腰も対応もクールです。チャーリー・ハナムと言えば、同じガイ・リッチー監督の『キング・アーサー』で主役を演じていますので、監督との相性も良いのでしょうね。

この映画、スマッシュヒットを飛ばしたそうで、TVシリーズが開始されているとか。

おススメです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

映画『ジェントルマン GENTLEMEN』2021


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